濃い味は素材の味を損なう

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高血圧の人は濃い味を好む傾向がありますが、濃い味のものには塩分が過剰に含まれていることが多いのです。

過剰な塩分は、血圧を上げるだけでなく、素材本来の味を損ないます。濃い味を好む人は、素材本来の味を楽しむ味覚が鈍くなっていると言ってもよいでしょう。

塩味を控えると、おいしくなくなる、食欲が出ないなど、ネガティブなイメージがありますが、そんなことはありません。

そんなイメージがあるのは、素材の味を十分に生かしきれず、また、塩味以外の味をうまく使いこなせていないことが原因かもしれません。

例えば、濃厚な豆腐を冷や奴にするなら、醤油をかけないほうが豆の甘味を味わえるし、サラダなら、ドレッシングでなくレモン汁をかけるだけでもおいしく食べられます。

食材はできるだけ旬のものを・・・・

素材の味を生かすためには、まず、野菜でも魚でも、なるべく旬のものを選びましょう。

テクノロジーが進んだ現代では保存方法や栽培方法も進化したために、一年中出回っているものが多いですが、旬のものとそうでないものには大きな違いがあります。

まず、旬のものは味がしっかりしているので、余分な調味料を使わなくても素材本来の味を楽しめます。

また、旬のものは栄養価も高いのです。しかも、冬なら身体を温める野菜が旬で、夏なら身体を冷やす野菜が旬になっているなど、自然の摂理にもかなっています。

なお、野菜はなるべく有機栽培のものを選びましょう。化学肥料や農薬に汚染されず、栄養豊富な土壌で育っているため、安全性がたかいことはもちろんですが、本来のおいしさに満ちているからです。

本物の味を知ると、どんどん味覚が鍛えられ、減塩が苦にならなくなります。新しい味を発見するためにも、食品そのものが持つ味をいろいろ試してみましょう。

舌より前に、まず目で味わう

人の第一印象がほぼ見た目によって決まるように、料理も見た目によって、実際に食べる前の印象が決まります。見た目の印象は、料理屋器の色、盛り付け方、ボリュームなど、さまざまな要素で左右されます。

何よりも大事なのは、全体のバランスです。単品で見れば美味しそうに見える料理でも、それを何品か並べて見た時に食卓全体の調和がとれていなければ「おいしそう」とは感じないものです。

そうなると食事への期待は半減し、満足感まで損なってしまいます。例えば、ごはんなどの「主食」、肉や魚料理などの「主菜」、野菜などを使った「副菜」というバランスがとれていますか?

これらが揃わず、ごはんと主菜だけ、ごはんと副菜だけなどという組み合わせでは、何となく寂しい食卓に見えてしまいます。

あるいは、すべてが汁物だったり、全体的に茶色っぽい色だけだったり、などというのも同様です。

色が揃うだけでおいしさ倍増

目でおいしさを感じさせるには、彩りを良くするのが効果的です。食品には、赤、黃、緑、黒、白などと、さまざまな色があります。

色の違いで含まれる栄養素が異なるため、色味の違う食材を使えば、それだけで摂取できる栄養素の種類が増えることになり、栄養バランスもよくなります。

ですから、1回の食事で使用する食品の色を増やすように心がけましょう。赤色が足りなければトマトを入れたり、緑色が足りなければパセリを飾ったりという工夫をするのです。

また、器の色を変えてもよいでしょう。料理に合わせて選ぶのがコツです。なお、立体的に盛りつけるのも見栄えを良くするコツのひとつです。

特に減塩や減量のために量を減らした時にボリューム感を出すには、盛りつける器の数を増やすのも有効です。たとえ料理の種類を増やさなくても、大皿で盛っていたものを1人分ずつ取り分けるだけで満足感は変化します。

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