有馬温泉(兵庫県)

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神経痛筋肉痛 運動マヒ打ち身 慢性消化器病リウマチ 胃腸病婦人病など

<所在地>兵庫県神戸市北区有馬町
<交通> 神戸から(新開地)神戸電鉄40分、(三宮)地下鉄一谷上、神戸電鉄40分、 大阪から阪急直通バス60分
<泉質>単純二酸化炭素泉(炭酸泉)、鉄塩化土類含強食塩泉

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六甲の木々が芽を吹き出す頃、リュックを肩にした熟年夫婦、ペアの服装で決めた若者、チビちゃんを連れた家族ハイカーの行列が続きます。六甲は健康づくりの山歩き、それも年齢相応の各コ-スがあって、史跡巡りも楽しめるところです。

ここに古来日本三名湯の一つと言われる有馬温泉があります。神代の昔、大黒さんの名で親しまれて来た大己貴命(おおくにぬしのみこと)が発見したといわれ、最古の温泉と伝えられています。

1200余年前の奈良時代、僧行基が薬師如来のお告げで、この地に温泉寺を建立して温泉を再興したと伝えられています。その後、六甲で起こった山津波で壊滅状態となりました。

鎌倉時代になって有馬を訪ねた奈良の僧仁西(じんさい)上人が、熊野権現のお告げで温泉を掘り直し、薬師如来の十二神将にちなむ12の宿坊を設けたそうです。有馬に坊の名前が付いた旅館が多いのは、このためだという事です。

有馬の湯を”金泉””銀泉”と呼びます。金泉は海水の3倍近い塩分に鉄分が加わった成分で浴槽に白いタオルを浸すと茶色に染まります。温泉で染めた手拭いを土産にしている所もある程です。

銀泉は白く泡立つことからラムネ泉とも呼び炭酸泉にラジウムを含んでいます。「鉄泉は湧出口では無色透明で、時間が経つにつれて酸化して鉄サビの茶褐色に変ります。

源泉の新鮮なものは飲めますが、お茶に多く含まれているタンニンと結合すると有害です。お茶と一緒に飲まないように気を付けましょう。

炭酸泉これは飲んでよく、またキズの手当てや皮膚病によい・・・・」温泉に行くなら先ずその温泉地の成分、環境、気候などを調べて訪ねたいです。

1泊でも気分が変ってストレス解消に役立つが、同じ1泊ならリラックスした、楽しい気分で行けるよう努めるのがよいそうです。

温泉療法となると期間としては最低1週間以上が望ましいとの事です。また入り方も大切で、日本人は高温浴を好むが、高齢者や高血圧または心疾患のある人は40℃程度のぬるめの温度で、じっくり入浴するのがよいそうです。

入浴時間についても激しい発汗や強い動悸のないうちに上るのがよく、また入る前にかぶり湯をすることなども大切だそうです。

有馬の人たちは行基、仁西それにもう一人豊臣秀吉を三恩人とあがめ慕っています。豊太閤は千利休を伴ってしばしば訪れては大茶会を催して有馬の名を広めてくれました。

後世茶人がもてはやす、肩の張った大ぶりの茶釜”阿弥陀堂釜”は、どこあろう有馬が誕生の地なのです。

茶席となったお寺の住職が、天下人(豊臣秀吉)のお迎えにかしこまって大きな頭を下げていたところ、上機嫌の秀吉が「住職の頭の形がいい、あのような形の釜で湯を沸かしたら、さぞお茶もうまかろう・・・・」の一言に・・・・、

心得ましたと利休がすぐさま芦屋の釜師に作らせたもの・・・・という逸話があります。

そのお寺が利休最後の茶会を開いた所で現存しています。秀吉御殿、また正室、北政所(きたのまんどころ)〈ねね〉の別館跡と言われる所が念仏寺です。行基開祖の温泉寺と隣合っています。

平家物語で知られる沙羅双樹は樹齢250年という大樹です。苔生いた幹元に、大きな蛤石や雀石を配した見事な庭で有馬名所の一つでもあります。

名所、名物と言えば、例年正月2日に行う、町をあげての入初(いりぞめ)式があります。温泉を発見してくれた大己貴命と温泉開祖と中興の大恩人、行基、仁西に対する感謝祭です。

三つの御神体と木像仏をそれぞれ古式豊かな行列の御所興に乗せて祭場に向かいます。各源泉から持ち寄った熱い湯を白衣赤袴の湯女(ゆな)達が、囃子太鼓に合わせて湯もみし、適温に冷まし初湯で沐浴、灌仏して頂くという江戸時代からの行事です。

神仏両様の儀式を終えると、御輿は再び仏像を安置する温泉寺に戻りますが、この時、湯女たちが御輿に向かって「戻せ、返せ」と手招きして呼びかける。御輿は、2回、3回行きつ戻りつして進まない。

慈悲深い上人を慕い、上人の帰りを惜しむ様を現わしたものという言い伝えがあります。この入初式を終えると有馬温泉はめでたく新春を迎えます。

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