「ごく小さい猛烈な台風」 どんな台風・・・・?

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 台風とは(定義)

台風は、熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が17.2m/s(風力8)以上のものです。また、 中心の位置が北半球で東経180度以西、東経100度以東にあるものに限られます。違う場所で発生した熱帯低気圧はハリケーンとかサイクロンとか別名で呼ばれます。

平たく言うと、フィリピンやインドネシア付近で発生した熱帯低気圧の勢いの強い(中心付近の最大風速が17.2m/s以上の)ものを台風と言います。

大型の台風と強い台風の違いは?台風の大きさ強さについて

気象庁は台風のおおよその勢力を示す目安として、下のように台風の「大きさ」と「強さ」 を表現します。

台風の「大きさ」は「強風域(平均風速15m/s以上の強い風が吹いている範囲)」の半径で表しています。、

台風の「強さ」は「最大風速」で区分しています。

さらに、強風域の内側で平均風速25m/s以上の風が吹いている範囲を暴風域と呼びます。

台風の強さのランク付け(最大風速で分類)

ランク 最大風速

強い台風 33m/s以上~44m/s未満
非常に強い台風 44m/s~54m/s未満
猛烈な台風 54m/s以上
大きさのランク付け

ランク 強風域(風速15m/s以上)の半径

大型(大きい)台風 500km以上~800km未満
超大型(非常に大きい)台風 800km以上

気象情報での表現

台風に関する情報の中では台風の大きさと強さを組み合わせて、「大型で強い台風」のように呼びます。

例えば「大型で強い台風」と発表している場合、

その台風は、強風域の半径が500km以上~800km未満で、中心付近の最大風速は33~43m/sあって暴風域を伴っていることになります。

ただ「強い台風」という場合は、強風域の半径が500km未満で、中心付近の最大風速は33~43m/sあって暴風域を伴っていることを表します。

基準が変わった

このような台風の強さ・大きさの基準は1962年に定められたのだが、その当時は中心の気圧や1000ヘクトパスカル(昔はミリバール)の等圧線の半径など、「気圧中心」のものだった(気圧が低いほど大型)。

防災上の理由から、これが「風速中心」の基準にあらためられ、1991年からは風速が使われるようになりました(これはおじさんも知らなかった)。

何故、小型や中型(弱いや中くらいの強さ)がないの?

実は昔は強さの階級で「弱い台風」(25m/s未満)、「並の強さの台風」(25-33m)。大きさの階級に「ごく小さい台風」(200km未満)、「小型の台風」(200-300km)、「中型の台風」(300-500km)もありました(1991年の時点)。

したがって、紛らわしい「超大型の弱い台風」とか「ごく小さい猛烈な台風」が上陸しますなんて表現がありえました。

しかし、台風というものは、もうそれだけで被害をもたらすかもしれない(風が弱くても大雨を伴うとか)大変なものなのだから、「弱い」とか「ごく小さい」などといった誤解を招きそうな表現を止めて2000年6月以降、今の表現になりました。

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