昔の温泉の楽しみかた自炊湯治

自炊湯治とは

自炊湯治とは、自由に使える台所が旅館内にあって食事を作りながら温泉旅館に長期滞在することを言います。自炊湯治できる温泉宿(民宿)を「自炊湯治宿」、自炊湯治が盛んな温泉地域を「湯治場」と呼んだりします。

日本人にとって「湯治」って、もともとは、農家さんとか漁師さんが、お仕事の閑散期に2週間とか1ヶ月とかの湯治で疲れを癒すのが当たり前だったそうです。しばし息抜きの休暇の楽しみが湯治だったようです。

自炊湯治のすすめ「とにかく時間が自由」

1日中好きなときに寝ても好きなときに食べて、温泉に入って本を読みでも、果てはSNS三昧でしても、温泉宿の近くをジョギングしても…。時間に束されない自由な行動、自炊湯治だからって自炊せずに外食したってよい。郷土料理の食べ歩きも魅力ですね。

最近では場所に関わらずインターネットを利用して仕事をされる方が増えています。そういった方には温泉付きの仕事場としての利用価値もある。仕事にいきづまったら「湯治宿」って相場が決まっていたようです。明治の文豪も執筆場所に利用してた。

自炊湯治のすすめ「温泉の質が良い」

「湯治場として栄えた」ということは、昔々から温泉に身体や心を癒しを求めて人が集まった。ということですから、当然のことですが温泉魅力であるの泉質が良いです。

自炊湯治のすすめ「宿泊料が安い」

長期滞在を前提としている自炊湯治宿は宿代が安い。

・特にサービスがない。
・温泉もガンガン湧いていて源泉かけ流し。
・燃料代や水道代もそんなにかからない

自炊湯治宿の大体の相場は1泊1人2,000〜5,000円。中には連泊割引などを設定しているところもあります。

自炊湯治のすすめ「日本の人情に触れられる」

自炊湯治宿は、一般の旅館のようなサービスがあるわけではありません。アメニティもじぶんで準備する宿も珍しくありません。田舎のおばあちゃんの家に遊びに行った雰囲気がある。田舎のご近所さんと触れ合うような温かい気持ちになる。

自炊湯治宿はひとり旅を受け入れてくれる。国内で湯治に良いおすすめの温泉宿を紹介します。夫婦・恋人または独りで行けます。予算が一泊一人、5000円位で行きたい。SNS などでのおすすめは…

酸ヶ湯温泉旅館

青森県の酸ヶ湯温泉街の中でもお勧めの宿泊施設になります。和室に自炊用の館内設備が用意されているので、湯治目的での宿泊にはお勧めになります。周辺には蕎麦屋や喫茶店が立ち並んでいるので、食事には便利です。

湯治の宿 大黒屋

湯治に良い温泉をお探しなのでしたら、別府にあるこの「湯治の宿 大黒屋」。地獄蒸し料理などをいただきながらゆっくりと温泉を楽しむことができる。大沢温泉 湯治屋自炊場もある昔ながらの湯治宿です
自炊でも構わないなら、1泊2名で3500円くらいです。
アメニティはなく、必要なものは自分で持ち込むスタイル。そのかわり宿泊料金はぐっと抑えられるので、温泉三昧ができますよ。風呂は3つあって、混浴露天風呂もあります。女性専用の露天風呂もある。

花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館

岩手県花巻の鉛温泉にある宮沢賢治ゆかりの温泉です。旅館部と湯治部があり、温泉はどちらも共通です。こちらの温泉で売りなのが、全国でも珍しい立浴の温泉です。湯治部の方の建物は昭和の学校みたいにレトロな雰囲気で館内散策も楽しいです。

泡の湯旅館

長野県にある白骨の名湯 泡の湯です。源泉かけ流しの名宿です。この温泉はとにかくぬるい。その分何度も、何回も浸かる事が出来る。疲労回復にも効果がある。混浴露天もあるのでご夫婦でも楽しめる。泡が身体に付着する独特の心地良さを楽しめる。

民宿 新小松

屋関東の名湯といえば、那須湯本温泉の鹿の湯です。民宿 新小松屋では、その鹿の湯と地蔵の湯を混合した濃厚な温泉かけ流しで楽しめます。湯温が高く、成分が濃厚なので、入り方には注意が必要です。宿の方や常連に尋ねてください。。
新小松屋は素泊まりなら予算以内です。少しの追加料金で2食付きで宿泊できます。近くに店屋などありません。風呂・トイレは共用です。

群馬県の湯本館 

湯治で来る方がゆっくりお安くくつろげる宿です。リピーターも多くて有名です。それほど混雑しているわけでもないのでゆったりできます。少し熱めのお湯です。気を付けてください。

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