西郷隆盛が愛した温泉7選

鹿児島が誇る幕末の偉人、西郷隆盛。波乱万丈な人生や大久保利通との友情などが話題になりますが、実は西郷隆盛は大の温泉好きだだったようです。鹿児島には名湯と名高い温泉が数多くあります。西郷隆盛とゆかりのある温泉を巡ってみましょう。

湯量豊富な美人湯の「日当山温泉(ひなたやまおんせん)」

北九州⇒日当山温泉 https://goo.gl/maps/PRcQEK5Md23KfLor6

日当山温泉

西郷隆盛が最も数多く訪れたと言われる湯治場です。記録では、坂本龍馬が寺田屋事件で傷を負った際に、霧島へ出かけていた慶応2(1866)年3 月や、戊辰戦争から戻った明治元(1868)年11 月など滞在した。

明治2(1869)年には、藩主の島津忠義が西郷隆盛に会いに温泉地を訪れたという史実もあります。

泉質で疲れを癒した「吹上温泉(ふきあげおんせん)」

北九州⇒吹上温泉 https://goo.gl/maps/6srpxUqAimkgKubh9

吹上温泉

西郷隆盛と吹上(伊作)温泉。戊辰戦争の際、戦死した弟の吉二郎が伊作の郷土と共に戦っていたため、慎む気持ちで訪れたのでは、と言われている。

伊作では近隣の山に狩りに出かけては、温泉を愉しんだようです。湯は単純硫黄泉。加水・加温なしの源泉掛け流し天然温泉です。

レトロな温泉街「川内高城温泉(せんだいたきおんせん)」

北九州⇒川内高城温泉 https://goo.gl/maps/rh7a44qHdUwFik9L7

川内高城温泉

訪れた時期は定かでないが、西郷隆盛が湯治をした際の逸話の宝庫です。狩猟が好きだった西郷隆盛は、ここでも山へ入ったようで、狩猟に連れて行った犬の墓や腰掛石などが発見されてます。また湯治以外には、囲碁を打ったと伝われれ、民家に滞在した際使用した碁盤は碁石も残っています。

犬13 匹と約1 ヶ月間滞在した「鰻温泉(うなぎおんせん)」

北九州⇒鰻温泉 https://goo.gl/maps/PaL4BL8PzaNW6RTL7

鰻温泉

明治7(1874)年に西郷隆盛が当地を訪れた際、連れてきた猟犬はなんと13 匹だった。約1 ヶ月の滞在期間中、開聞岳周辺で兎を獲ったり、近所の子供達と遊んだり、雨は読書や瞑想したりして過ごしたと伝えられる。

また「佐賀の乱」で破れた江藤新平とも会談したという記録もあります。

島帰りで体を癒した、藩主御用達「指宿温泉(いぶすきおんせん)」

北九州⇒指宿温泉 https://goo.gl/maps/1HTjd6d9pzDediUj6

指宿温泉

文久2(1862)年2 月。3 年2 ヶ月ぶりに島から戻ってきた西郷隆盛が、心身の疲れを温泉で癒したという。どの施設を利用したとの明確な史料は残ってない。

当時から湧いていた「殿様湯」が今なお現役です。西郷隆盛が使えた島津斉彬も訪れた藩主御用達の湯です。

風光明媚な温泉で西郷隆盛を癒した「有村温泉(ありむらおんせん)」

北九州⇒有村温泉 https://goo.gl/maps/r9QjAjKZo8PAhexq5

有村温泉

鹿児島のシンボルの桜島の南側にある温泉。大正の大噴火で温泉地は埋没したものの、湧出する湯を楽しむことができる。西郷隆盛が訪れたのは、明治政府を辞した直後の明治9(1876)年と云われる。

個性的な3 つの湯を巡る「栗野岳温泉(くりのだけおんせん)」

北九州⇒有村温泉 https://goo.gl/maps/i2h8WgDS9RtTHJrXA

南洲館は、南洲館栗野岳(1102m)の中腹にある山間いの一軒宿の温泉です。三箇所の異なる源泉を持ち、硫黄泉、明礬緑礬泉(にごり湯、泥湯)、蒸し風呂とそれぞれの温泉を楽しむことができます。

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