西の前頭6「別府温泉」

日本一の湧出量を誇る温泉郷「別府温泉」

日本一の規模を誇る別府温泉。別府、鉄輪、明礬、観海寺、亀川、柴石、堀田、浜脇温泉を「別府八湯」と呼ぶ。日本一の湧出量は1日約9万5728L。源泉数は約2850本。町のあちこちから湯煙が立ち上る。 共同浴場約170軒、宿は約1000軒。さらに、存在する11の泉質のうち放射能泉を除く10種類が湧く。阿蘇から島原へ続く火山活動によって生じた断層が、別府に豊富な温泉をもたらしたと云われています。

適応症

【泉質別適応症】きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、
【一般的適応症】筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関 節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

禁忌症

【一般的禁忌症】病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い、腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期

別府八湯

別府にある温泉を地域ごとに大きく分けると8つあることから、別府八湯(べっぷはっとう)と呼ばれています。明礬温泉、鉄輪温泉、柴石温泉、亀川温泉、堀田温泉、観海寺温泉、別府温泉、浜脇温泉と、歴史も風情も異なる8つの温泉郷「別府八湯」がある

別府温泉発祥の地とも呼ばれている浜脇(はまわき)温泉

茶房たかさきの湯

浜から温泉が湧き出る様子を名前に表して「浜脇温泉」と名付けられたそうです。静かな住宅地にある「茶房たかさき」は、全国でも珍しい温泉付きの喫茶店。高崎さん自ら石を配置し、壁に絵を描いた手作りの岩風呂です。ご好意で開放されているご自宅のお風呂です。

泉質:単純泉

別府八湯の中心になっている別府温泉

別府市街地にある温泉街です。交通の便が良いので、観光客にも人気がある場所。様々な泉質の温泉施設が多い。「竹瓦」という名前は、明治12年(1879)の創設時に竹屋根葺きの浴場で、その後の改築で瓦葺きになったことに由来していると言われています。

泉質:単純泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉など

立ち上る湯けむりが特徴的な鉄輪(かんなわ)温泉

蒸し湯

別府地獄巡りの中心にもなっているので多くの人でにぎわいを見せています。4人も入ればいっぱいになってしまう小さな石室内は約75℃。鉄輪の温泉蒸気と蒸された石菖の効能が充満する中で約8分間横たわり汗を出します。これにより新陳代謝がよくなるといわれています。

泉質:単純泉、塩化物泉、硫黄泉など

別府八湯のなかで一番見晴らしが良い観海寺(かんかいじ)温泉

別府市内を一望できる高台の温泉地帯にある観海寺(かんかいじ)温泉郷。「別府温泉 杉乃井ホテル」の大展望露天風呂「棚湯」は5つの湯船を棚田状に配し、晴れた日には遠く四国愛媛の佐田岬まで望める絶景パノラマビューが自慢です。

泉質:単純泉、塩化物泉

自然豊かな温泉地で知られる堀田温泉

「夢幻の里 春夏秋冬」

湯量が豊富な点が特徴です。湯布院からも近いことから多くの観光客が足を運ぶ温泉地。女湯の「夢幻の湯」、男湯の「虹の湯」、貸切湯の「月の湯」「蛍の湯」「滝の湯」と、広い敷地内には5つの立ち寄り湯があります。

泉質:硫黄泉、単純泉など

別府地獄巡りのひとつ柴石温泉

あつ湯

血の池地獄周辺にある山あいの温泉地です。むし湯や露天風呂、家族風呂など様々な種類の温泉があります。ローカル感あふれる市営の立ち寄り湯ですが、895年に醍醐天皇、1044年に後冷泉天皇が療養湯治したとされる歴史ある温泉です。

泉質:硫酸塩泉、塩化物泉など

硫黄の匂いが漂う明礬(みょうばん)温泉

みょうばん湯

わらぶき屋根の小屋が目印です。泉質が豊富なため、温泉通の間でも知名度の高い。「みょうばん湯の里」は、天然の入浴剤「薬用 湯の花」の製造・直売所でもあり、敷地内には昔ながらの藁葺三角屋根の「湯の花小屋」が15棟並んでいます。

泉質:硫黄泉、硫酸塩泉、単純泉など

 別府湾に臨む温泉地、亀川温泉

市営浜田温泉

歴史は、江戸時代の書かれた「豊国紀行」にこの温泉地が記されていました。このことから、江戸時代には存在していたといわれています。別府湾に臨む温泉地。海を見ながら砂湯が楽しめる「別府海浜砂湯」をはじめ、「市営浜田温泉」などの日帰り入浴施設もあります。

別府海浜砂湯

泉質

ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉、ナトリウム-塩化物泉、単純温泉など

効能

神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、慢性婦人病、痔疾など

西の前頭5「霧島温泉郷」

9つの温泉の総称「霧島温泉郷」

霧島連山の南西に点在する温泉地の総称が「霧島温泉郷」です。天孫降臨伝説の霧島山の懐から湧き出る霧島温泉郷は、大小9つの温泉からなり、いずれも標高600mから850mの間に位置し、さまざまな泉質があってあらゆる症状に効果があります。付近には丸尾滝、布引滝、千畳敷、霧島最古とうわれる岩風呂などの名所があります。

泉質

硫黄泉

適応症

アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、慢性湿疹、表皮化膿症、筋肉、関節の慢性的痛み、こわばり、軽い喘息・肺気腫、痔の痛み、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下、軽症高血圧、自律神経不安定症やストレスによる諸症状、耐糖能異常、軽い高コレステロール血症、病後回復期、疲労回復、健康増進

霧島温泉郷

昭和34(1959)年、霧島神宮温泉郷とともに鹿児島で初めて環境省の国民保養温泉地に指定された。

大浴場&展望露天で贅沢な気分「硫黄谷温泉 霧島ホテル」

大浴場 霧島ホテル

迫力ある大空間で、硫黄泉・明礬泉・塩類泉・鉄泉4つの泉質を一度に楽しめる「硫黄谷庭園大浴場」。フリーゾーン、女性・男性専用ゾーンに分かれ、美白の湯や長寿の湯、立ち湯、赤松風呂など、魅力的な湯船がある。

泉質

硫黄泉・明礬泉・塩類泉・鉄泉

効能

神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、疲労回復、健康増進など

美しい霧島連山が目の前「いやしの里 松苑」

いやしの里 松苑

本館には大浴場と家族展望風呂、離れには各部屋に露天風呂や岩盤浴

泉質

硫黄温泉

効能

神経痛、婦人病、皮膚病など

霧島神宮温泉郷

霧島山の山懐にある、標高800mの湯之野温泉を泉源とした、歴史ある温泉郷。霧島神宮の参拝客のためにつくられたのが発祥と云われる。

木立に囲まれた湯船で泥パック「さくらさくら温泉」

さくらさくら温泉

珍しい天然の泥湯が人気。弱酸性の硫黄泉で、泉質は肌に優しく、温泉成分を含んだ泥を体や顔に薄く塗って乾燥させ、洗い流すとお肌がツヤツヤになる。

泉質

硫黄泉(弱酸性)

効能

神経痛、肩こり、疲労回復、リウマチ、外傷など

プライベートの湯で紅葉狩り「ペンション異人館」

切石風呂「もみじの湯」

個性的な6つの貸切湯が楽しめるペンション。自然石を使った岩風呂、切石風呂、五右衛門風呂の釜湯という3つの露天風呂と、3つの内湯があり、立ち寄り入浴もできる。

泉質

単純温泉

効能

運動機能障害、冷え性、疲労回復など

日当山(ひなたやま)温泉郷

古くから鹿児島の奥座敷として栄え、西郷隆盛や坂本龍馬夫妻らも訪れたといわれている。弱アルカリ性のお湯は、美人の湯として知られている。

西郷隆盛も愛した鹿児島最古「数寄の宿 野鶴亭」

岩風呂

天降川沿いに建つ静かな佇まいの老舗旅館。苔むした中庭の回廊を通って大浴場へ。内湯には石湯、露天風呂には岩風呂。

泉質

弱アルカリ性

効能

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺など

維新の立役者が訪れた「霧島美人の湯 You湯」

霧島隠れ家の宿 優湯庵

西郷どんがこよなく愛し小松帯刀、坂本龍馬も訪れた歴史の湯。岩風呂やヒノキの湯など、それぞれ選ぶこともできる。

泉質

ナトリウム炭酸水素塩泉

効能

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺など

妙見・安楽(みょうけん・あんらく)温泉郷

天降川(あもりがわ)のせせらぎを聞きながら、緑に囲まれた露天風呂が楽しめる。炭酸水素塩泉で炭酸が血行を促進し、お肌もツルツルになる。

湯治宿として栄えた情緒と大自然「妙見石原荘」

露天風呂・睦実の湯

天降川の流れを目の前に、湧き出たばかりの新鮮な湯を贅沢に味わえる。大浴場と3つの露天風呂があり、自然の木々を活かした開放的な造りに癒される。

泉質

炭酸水素塩泉

効能

美肌、血行促進など

緑の山々を眺められる「妙見田中会館」

天降川のせせらぎを聞き、山々を眺めながら、湯船で手足を伸ばしてリラックス。専用の源泉は毎分500リットルを湧出するという。

泉質

炭酸水素塩泉

効能

肝臓病、痛風、糖尿病など

西の前頭4「雲仙温泉」

キリシタン殉教の舞台「雲仙温泉」

約30の地獄から絶えず吹き上げる噴煙と硫黄の香り。あふれ出る強酸性の湯に、キリシタン殉教の舞台となった哀しい歴史が残る「雲仙地獄」。その湯けむりの向こう、雲仙岳をはじめとする1000m級の山々に囲まれて、標高700mの地に湧くのが雲仙温泉だ。 日本初の国立公園に指定された温泉保養地は、約350年の歴史を誇る古湯。温泉神社を中心に、味のある宿や共同浴場が温泉街を形成する。乳白色のお湯と硫黄の香りは温泉情緒たっぷりです。

泉質

含鉄泉

適応症

【一般的適応症】筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関 節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

禁忌症

【一般的禁忌症】病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い、腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期

吉田松陰も湯治に来た「雲仙小地獄温泉館」

雲仙小地獄温泉館

雲仙イチ白い、そして熱い湯と評判の共同浴場「雲仙小地獄(こじごく)温泉館」。雲仙温泉の開湯は701(大宝元)年。実に1300年以上の歴史を誇りますが、温泉地として開発されたのは今から約350年前、4代将軍・徳川家綱の時代と言われています。湯治場が1919(大正8)年に共同浴場「雲仙小地獄温泉館」となって現在に至る。

自然に囲まれた環境にある大きな露天風呂には真っ白なお湯が注がれています。こちらの露天風呂の周りに植えられているのは全て雲仙特有の植物。あせもやニキビなどの皮膚病に良く効くそうで、温泉は昔から薬湯として使われていた歴史もあります。

地獄から湧き出す名湯 国民宿舎「青雲荘」

国民宿舎「青雲荘」

湯量豊富な湧き出る乳白色のお湯は『美肌の湯』と呼ばれております。青雲荘の湯は数少ない正真正銘の条件をクリアした自慢の泉質。

白濁源泉掛け流し 美肌露天風呂

湧き出る乳白色のお湯は『美肌の湯』と呼ばれています。露天風呂では大自然に囲まれながら四季折々の風景を愛で、体と心を癒すことができます。

日本最古の国立公園の絶景「雲仙温泉 東園」

雲仙温泉 東園

雲仙温泉のある雲仙岳は1937(昭和9)年、天草諸島と共に「雲仙天草国立公園」として、日本で最初に国立公園として指定されています。雲仙に残る手つかずの大自然を湯と共に満喫できるのが、湖畔の宿「雲仙温泉 東園」です。

雲仙温泉 東園

湯の泉質は単純酸性温泉(含硫化水素)。雲仙温泉の多くのお宿は「雲仙地獄」を泉源としていますが、こちらは敷地内に自然湧出する湯を利用。その色も雲仙特有の白濁ではないんです。鉄分を含んだやや褐色の湯。そして湯ざわりはとてもなめらか、というよりヌルヌルです。その秘密はメタケイ酸の多さ。一般的にメタケイ酸の含有量が1kgの湯に対して100mg以上あれば美肌の湯、つまり保湿効果のある湯とされるようです

80年以上の歴史を誇る「雲仙観光ホテル」

最後に雲仙を、いや日本を代表すると言っても過言ではない、クラシックホテルの湯をご紹介。昭和初期には外国人の避暑地として親しまれてきた雲仙。スイスシャレー様式を取り入れた地上3階建ての山小屋風のスタイルは、今もそのまま。2003(平成15)年には「貴重な国民的財産である」ということから、国(文化庁)の登録有形文化財に登録されています。

硫黄泉浴室

アーチ形の窓沿いにある大理石の浴槽を満たすのは、雲仙地獄の小糸地獄に湧く酸性・含鉄・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩泉。なめらかでやわらかな湯は、日によって湯の色が白く濁ることもあるそうです。

西の前頭3「浜脇温泉」

別府温泉発祥の地「浜脇温泉」

浜脇温泉

別府温泉発祥の地で浜から温泉が湧き出る様子から「浜わき」の地名が生まれたと云われてます。鎌倉初期には、朝見八幡の創立、江戸時代には港町・温泉町・門前町として陸海交通の要衝で急速に発展しました。今でも昔風の旅館が並び、明治・大正時代の花街の名残もとどめています。

「熱湯(あつゆ)」と「ぬる湯」

湯温を巡るトラブルが絶えなかった。対策に苦慮した市は浜脇温泉の浴槽を「熱湯(あつゆ)」と「ぬる湯」に分割した。それから半年余り。それぞれの支持者の間には、思いやりと我慢する心が育ち始めている。

泉質

塩化物泉

適応症

【泉質別適応症】きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、
【一般的適応症】筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関 節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

禁忌症

【一般的禁忌症】病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い、腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期

西の前頭2「阿蘇内牧温泉」

文豪らが宿泊した「阿蘇内牧温泉」

阿蘇内牧温泉

豊富な湯量を誇り、約80カ所の源泉を有し、泉質は含石膏芒硝泉。北側外輪山を背負いながら阿蘇五岳を望む、絶好のロケーションにあり、夏目漱石など多くの文化人が訪れた場所でもある。

泉質

硫酸塩泉、単純温泉、アルカリ性単純温泉、単純温泉(弱アルカリ性)

適応症

【泉質別適応症】きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、
【一般的適応症】筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関 節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

禁忌症

【一般的禁忌症】病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い、腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期

いけす料理と山の幸が自慢「旅館金時」

内牧温泉の中心となる黒川沿いに位置する、純和風の老舗旅館。建物や施設は新しくないが、ホテルとはひと味違った温泉旅館ならではの温かくて懐かしい雰囲気がある。屋内駐車場もある、バイクや自転車で訪ねる宿泊客を大切にしてくれる宿。

泉質

含石膏芒硝泉

効能

神経痛・婦人病・リウマチ・神経病

阿蘇五岳を一望できる展望露天風呂「嶽湯空拝」

展望露天風呂「嶽湯空拝」

内牧温泉の中でも有数のロケーションを誇り、阿蘇五岳を一望できる展望露天風呂「嶽湯空拝」をはじめ、4つの温泉が楽しめる。「阿蘇プラザホテル」

泉質

硫酸塩泉

効能

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症、糖尿病、痛風、慢性胆のう炎、胆石症、肥満症、慢性便秘

料理は自家菜園と素材にこだわる「湯の宿 入船」

「温泉で癒され、お部屋で寛ぎ、美食に喜ぶ」。そんな昔ながらの旅館スタイルを再提案する宿。3つの異なる温泉は全て源泉掛け流しです。

泉質

硫酸塩泉

効能

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、動脈硬化症、糖尿病、痛風、慢性胆のう炎、胆石症、肥満症、慢性便秘

阿蘇内牧温泉

西の前頭1「山中温泉」

松尾芭蕉が選んだ「山中温泉」

元禄2年(1689)に奥の細道で当地を訪れた松尾芭蕉も、情緒を楽しむ為に山代温泉を避け、山中温泉を選択したとも云われています。松尾芭蕉は事の外山中温泉を気に入り、8泊9日という長期間湯治を楽しみ、天下の名湯として全国的に知られていた草津温泉(群馬県草津町)と有馬温泉(兵庫県神戸市)と共に「扶桑の三名湯」として讃え、「山中や 菊は手折らじ 湯のにほひ」の句を残しています。

泉質

カルシウム・ナトリウム一硫酸塩泉

効能

神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、打ち身、慢性消化器病、痔病、冷え性、病後回復・疲労回復・健康増進、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮膚病、運動麻痺

飲泉:胆石、慢性便秘症、肥満、糖尿病、痛風

西の小結「道後温泉」

聖徳太子も訪れた「道後温泉」

西の小結に選ばれたのは愛媛県にある「道後(どうご)温泉」です。聖徳太子も訪れた道後温泉は日本三古泉のひとつで、その歴史は3,000年とも言われています。3つの外湯には飛鳥時代をイメージしたものもあり、古き良き日本を感じることができます。

泉質

単純温泉

適応症

【泉質別適応症】自律神経不安定症、不眠症、うつ状態、
【一般的適応症】筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関 節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

禁忌症

【一般的禁忌症】病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い、腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期

西の関脇「城崎温泉」

個性のある7つの外湯「城崎温泉」

西の関脇に選ばれたのは兵庫県にある「城崎(きのさき)温泉」です。個性のある7つの外湯めぐりが人気で、レトロな街並みの温泉街は「浴衣に下駄」が似合います。同じ兵庫県にある有馬温泉に江戸時代の番付では負けていますが、現在では人気が逆転しています。

泉質

塩化物泉

適応症

【泉質別適応症】きりきず、末梢循環障害、冷え性、うつ状態、皮膚乾燥症、
【一般的適応症】筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関 節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

禁忌症

【一般的禁忌症】病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い、腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期

趣の異なる7つの共同浴場

数ある温泉街の中でも、街歩きスポットが特に充実している城崎温泉は、七つの外湯めぐりがおすすめ。外湯めぐりの狙い目時間は9時~10時、15時~16時、18時~20時

泉質

ナトリウム・カルシウム-塩化物・高温泉

効能


神経痛・筋肉痛・うちみ・慢性・消化器病・痔病・疲労回復 他

夫婦円満・不老長寿、しあわせを招く湯「鴻の湯」

鴻の湯

城崎温泉は1300年前に道智上人が開湯しましたが、「鴻の湯」には城崎温泉のもうひとつの開湯伝説が残っています。昔々、足を怪我したコウノトリが傷を癒やしていた場所をよく見ると、温泉が湧き出していたそうです。これが「鴻の湯」です。

鴻の湯

商売繁盛・五穀豊穣、一生一願「まんだら湯」

まんだら湯

道智上人が一千日の間、八曼陀羅経(はちまんだらきょう)というお経を唱え続けたところ、満願し霊湯が湧き出したのが城崎温泉のはじまりです。その仏縁から「まんだら湯」と名付けられ、昔から建物は唐破風様式となっています。

まんだら湯

火伏防災・良縁成就、 「御所の湯」

御所の湯

南北朝時代の歴史物語「増鏡」に、文永四年(1267年)に後堀河天皇の御姉安嘉門院が入湯された記事があることから、「御所の湯」と名付けられています。

御所の湯

合格祈願・交通安全、開運招福の湯「一の湯」

一の湯

「一の湯」ができた江戸中期、「一の湯」は”新湯(あらゆ)”という名前でした。 “新湯”を一躍有名にしたのが、江戸時代の名医“香川修徳”が書いた「一本堂薬選」です。香川修徳は、「薬選」の中で、「城崎新湯(一の湯)は天下一」と述べています。天下一の温泉だと賞賛された新湯は、「一の湯」に改名しました。

一の湯

子授安産、子授けの湯「柳湯」

柳湯

中国の名勝西湖から移植した柳の木の下から湧き出たことから「柳湯」と名付けられました。
外湯の中では一番小さい温泉ながらも風情があります。

柳湯

家内安全・水子供養、衆生救いの湯「地蔵湯」

地蔵湯

江戸時代、多数の村民が入浴していたことから“里人の外湯”と呼ばれていました。この湯の泉源から地蔵尊が出たので「地蔵湯」という名前がついたそう。此来庭内に地蔵尊を祀っています。

地蔵湯

ふれあいの湯「駅舎温泉 さとの湯」

さとの湯

「さとの湯」は外湯のなかで一番新しい温泉です。駅舎温泉の名の通り、城崎温泉駅の至近距離にあるため、電車の待ち時間にひとっ風呂が実現してしまいます。エキゾティックな雰囲気が漂い、ハーブの香りや滝の音に満ちた不思議な空間です。

東の小結「諏訪温泉」

全国屈指の豊富な湯量「諏訪温泉」

東の小結に選ばれたのは長野県にある「諏訪(すわ)温泉」です。全国屈指の豊富な湯量で、上諏訪には500か所、下諏訪には20か所以上の源泉があると言われています。上諏訪駅のホームにある足湯から大衆浴場まで、さまざまな泉質を楽しむことができます。

泉質

単純温泉

適応症

【泉質別適応症】自律神経不安定症、不眠症、うつ状態、
【一般的適応症】筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関 節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

禁忌症

【一般的禁忌症】病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い、腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期

東の関脇「那須温泉郷」

独自の入浴法の「那須温泉郷」

那須温泉郷

東の関脇に選ばれたのは栃木県にある「那須(なす)温泉」です。西暦630年に開湯したと言われている「鹿の湯」は歴史ある温泉で、浸かっては休むを繰り返す「時間湯」や柄杓ですくったお湯を100~300回頭からかぶる「かぶり湯」と呼ばれる独自の入浴法が伝えられています。150カ所以上の源泉数があり、泉質の種類はなんと6種類もあります。

那須温泉

泉質

酸性泉

適応症

【泉質別適応症】アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、耐糖能異常(糖尿病)、表皮化膿症、
【一般的適応症】筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(関節リウマチ、変形性関 節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性、末梢循環障害、胃腸機能の低下(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、病後回復期、疲労回復、健康増進

禁忌症

【泉質別禁忌症】皮膚又は粘膜の過敏な人、高齢者の皮膚乾燥症、
【一般的禁忌症】病気の活動期(特に熱のあるとき)、活動性の結核、進行した悪性腫瘍又は高度の貧血など身体衰弱の著しい場合、少し動くと息苦しくなるような重い心臓又は肺の病気、むくみのあるような重い、腎臓の病気、消化管出血、目に見える出血があるとき、慢性の病気の急性増悪期

日本で32番目に古く発見された「鹿の湯」

1300年もの歴史があり、名前の由来は、鹿が温泉に入って傷を癒していたという言い伝えから。松尾芭蕉が奥の細道の旅の途中に立ち寄った温泉としても知られています。様々な温度の浴槽がある。、明治・大正時代に作られた建物も趣があります。

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